養育里親は、養子縁組を目的とせずに子どもを預かって養育する里親です。養育する期間は基本的には実親の元で暮らすことができるようになるまで、あるいは18歳になるまで養育しますが、大学等に進学するなど継続的な養育が必要な場合、必要に応じて20歳になるまで委託を続けるケースもあります。

なお、養育里親であっても、長期間委託が続くなどして、手続きを経て養子となるケースもあります。(子どもが15歳未満の場合は特別養子縁組となりますが、15歳を超えてから養子になる場合は普通養子縁組となります。ただし、18歳未満について例外が適用される場合があります。)